自治体ソリューション連載

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4.再構築の終了がスタートライン
再構築事業は、当初計画の通り平成28年3月末で事業としてのピリオドを打ことになります。 当初計画時には無かったマイナンバーの対応等の作業は残りますが、次年度からはシステムの維持管理とともに取り戻した発注者主導を維持し続けていく段階に入ることになります。 札幌市が目指す発注者主導はまだまだ道半ば、むしろここからがスタート...
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3.運用保守をグラスボックス化する
システム開発とシステム運用では少し異なったグラスボックスの仕組みが必要だとお話ししました。 しかし、その根底にある考え方、「発注者が標準を提示し、それに基づいて作業を実施してもらう」という考え方は同じです。 システム開発のグラスボックス化のポイントは、連載第1回でお伝えしたように、(1)やること(プロセス)の標準を持つ...
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2.システムを曇らせる運用保守
ここまでお伝えした実績は、私たちが今回の再構築で、システム開発にグラスボックスの仕組みを導入したことで実現できているものです。 しかし、再構築により確立したグラスボックスの仕組み、発注者主導は、それを継続していくためのスタートラインに過ぎません。 システムの維持管理作業である運用保守の中でしっかりと維持していかなければ...
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1.システムの維持管理を競争入札する
みなさんは、お財布や車など、お気に入りの一品をお持ちですか? それらについて、品質を維持しながら末永く使い続けるには、程度の差こそあれ、「正しく使うこと」や「日々手入れをすること」が肝心です。 システムも同じです。 システムの品質を維持しながら使い続けるための活動は運用保守と呼ばれますが、せっかく立派に作りあげたシステ...
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3. 移行の観点それぞれで気を付けるポイント
これまでお伝えした4段階の対策は、4種類の移行の性格によって、それぞれ気を付けておくべきポイントが異なってきます。ここからは、4つの移行の観点ごとに、私たちの経験から特に気を付けておくべきポイントについてピックアップしてお伝えしていきます。 3.1システム移行は早期の検討着手と徹底した事前確認 システム移行の作業で気を...
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2. 移行の漏れに備える4段階の対策
 移行作業の漏れは1つの対策では防ぎきることはできません。 そこで、1つめの対策で駄目だった場合は次の対策で防ぐというように、複数段階の対策を用意して備えるようにします。 具体的には、移行の計画をするにあたり「早い時期から検討する」、「網羅性を担保する」という対応と、それでも想定仕切れない場合の「実際にやってみて確認す...
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1. 「新システムで快適な業務を開始する」ための移行
今年も、進学・転勤などにともない、新生活に向けて引っ越しが始まるシーズンになってきました。 新しい部屋を決め、引っ越し業者を手配し、お世話になった人へのあいさつを済ませ・・・・。 短い期間でドタバタと行うこの時期の引っ越しには、多くのトラブルが潜んでいます。引っ越し業者が新居に到着したのにカギが開いてなかった、段ボール...
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3. プロジェクトメンバーの柔軟な配置と変更
前節のプロジェクト体制の状況に応じた最適化に続いて、ここでは、プロジェクトメンバーの柔軟な配置と変更について説明していきます。 プロジェクト体制での役割に対し、メンバーの配置がマッチするかは、プロジェクトの特性や関係するメンバーとの組み合わせなど、さまざまな要素によって変わるため、実際やってみないと分からないことが多く...
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2. 都度最適なフォーメーションを作る
私たちは、これまで紹介した問題について、試行錯誤を行った結果、システム開発プロジェクトもサッカーと同じように、フォーメーションとメンバー編成を分けて考えることが重要だと考えるようになりました。 ここでは、プロジェクト体制の状況に応じた最適化について説明します。 プロジェクト体制についての難しさは、複数の個別プロジェクト...
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1. 職員主導の開発で直面するさまざまな壁
1.1 ゼネラリスト志向の職員をピッチに立たせる難しさ システム開発プロジェクトは、プロジェクトを担う人それぞれが持つ力を最大限に活かし、限られた人的リソースを上手く活用していくことで、はじめて成し遂げることができます。 そのためには、人を育て、人を活かすという視点がとても重要になります。 しかし、そこまでにいたるため...
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