「なんちゃって共通基盤」にしないための3つのしくみ
皆さんのところでは、せっかく導入した共通基盤が「なんちゃって共通基盤」になっていませんか?
「インフラを共通にしたかったのに、別々になってしまった」「オープン化したのに、機器やソフトが機種指定・製品指定になってしまった」・・・そんな経験はありませんか?
名前には「共通」とあるのに、共通であることのメリットが何も感じられない「なんちゃって共通基盤」は、地方自治体をはじめとするさまざまな組織で珍しくないようです。
札幌市が基幹系システムの再構築にあたって導入したシステム基盤(共通基盤)は、他の自治体の事例や札幌市での過去の構築の経験を分析し、「本来の共通基盤」を実現するためにはどうすればよいか、悩み、考えて作り上げたものです(図1)。
今回は札幌市のシステム基盤の事例を紹介しながら、私たちの考える共通基盤とは何かについてお話しし、構築の経験から自治体での導入にあたって気をつけるべきポイントについてお伝えします。
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