コラム( 5 )

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4.ベンダー依存から脱却するための「グラスボックス」
4.ベンダー依存から脱却するための「グラスボックス」 4.1  3つの要素と具体的な手法 「グラスボックス」を実現するために大きく3つのポイントがあります。 そして、AIST包括FWはそれらを担保するためにさまざまな標準や成果物を用意しています。 3つのポイントとは、大きくまとめると (1)やること(プロセス)の標準 ...
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3 発注者主導を取り戻すシステムの再構築への転機
3.1 システム再構築へ、迫られる決断 平成17年1月18日、あるTV番組を見た市長から情報システム部門に急な呼び出しがありました。その番組 とは、NHKの「クローズアップ現代」です。 「自治体 VS ITゼネコン」というタイトルで、自治体の情報システムは「ITゼネコン」と呼ばれる大手コンピュータメーカー数社が独占して...
8601 PV
2 情報システム部門としての苦悩の歴史
2.2 老朽化・複雑化により忍者屋敷化したシステム システムが稼働から長期間経過したことで、OSやミドルウェア、プログラムが老朽化・複雑化していきました。 それはまるで増改築を繰り返した忍者屋敷の様で、以下のような課題が顕著になっていきました。 (1)プログラムソースを見なければ仕様が把握できない 度重なる制度変更で差...
7059 PV
1 職員主導で進める再構築
1 職員主導で進める再構築 再構築の対象となっているシステムは、人口194万人の住民記録・税務・国民健康保険・保健福祉などの行政サービスを担う市役所の基幹業務を支える一群のシステムです。 これらのシステムは大型汎用機中心に構築され、プログラム本数はCOBOLとVisualBasic合わせて約20,000本、プログラム行...
5349 PV
発注者主導を実現するグラスボックスのしくみ
システムの開発や運用に関わる皆さんは、その活動を行うなかで、どうしようもない徒労感やもどかしさを感じたことはありませんか? 「スケジュールは順調と言っていたのに、最後になってこのままでは間に合わないといわれた。」 「当然必要なはずの機能がないことを指摘したら費用追加を要求された。」 「共通基盤を作ったのに、システムごと...
6599 PV