Josys-ledは、札幌市役所の基幹系システム再構築のなかで「発注者主導」に取り組んできた市職員の有志メンバーが立ち上げました。
このサイトでは、私たちが得た経験をもとに、同じような悩み・課題を持つ方々に「発注者主導」を実現するための情報などをお伝えしていきます。

Page 5

2. 都度最適なフォーメーションを作る

2. 都度最適なフォーメーションを作る

私たちは、これまで紹介した問題について、試行錯誤を行った結果、システム開発プロジェクトもサッカーと同じように、フォーメーションとメンバー編成を分けて考えることが重要だと考えるようになりました。 ここでは、プロジェクト体制の状況に応じた最適化について説明します。 プロジェクト体制についての難しさは、複数の個別プロジェクト...
6139 PV
1. 職員主導の開発で直面するさまざまな壁

1. 職員主導の開発で直面するさまざまな壁

1.1 ゼネラリスト志向の職員をピッチに立たせる難しさ システム開発プロジェクトは、プロジェクトを担う人それぞれが持つ力を最大限に活かし、限られた人的リソースを上手く活用していくことで、はじめて成し遂げることができます。 そのためには、人を育て、人を活かすという視点がとても重要になります。 しかし、そこまでにいたるため...
4228 PV
プロジェクトの名監督を目指す 体制と人材配置の工夫

プロジェクトの名監督を目指す 体制と人材配置の工夫

サッカーの中継を見ていると、試合でのフォーメーションやメンバー編成について、解説者が熱弁をふるっています。 どのようなフォーメーションを採るのか、それぞれのポジションに誰がつくのか。 フォーメーションとは、フォワード中心の攻撃性の高い布陣で行くのか、あるいはディフェンダーを厚くした守り主体の布陣で行くのかといった全体の...
5056 PV
4. 要件定義はシステム稼働後も活用できると二度おいしい

4. 要件定義はシステム稼働後も活用できると二度おいしい

要件定義のドキュメントは、システム稼働後も最新状態を維持することにより、システム稼働後にもそのメリットを享受することができます。 1つは業務所管部門が気づきにくい影響範囲をシステム部門が確認してアドバイスできるようになるということ、もう1つは、システム部門を悩ませる制度改正による仕様変更の際の業務部門の「決まっていない...
6550 PV
3.情報システム部門が要件定義を剪定する

3.情報システム部門が要件定義を剪定する

樹木は、健全な成長を促すためや安全を確保するといった目的で、剪定が行われます。 適切な時期に剪定を行うことで、綺麗な花を咲かせたり大きな実をつけたりします。 情報システム部門は、まさにこの剪定を行うのが重要な役割になります。 生い茂った木が森を隠してしまわないよう、枝葉の情報を剪定し、明るく見通しよく保つようにファシリ...
16397 PV