4/20(木)、日経BP社「ITモダナイゼーションSummit 2017」に登壇します

4/20(木)、日経BP社「ITモダナイゼーションSummit 2017」に登壇します

この度、日経BP様よりご依頼を頂き、標記イベントの特別講演枠でお話しすることとなりました。

代表の田中がお話しさせていただきます。

タイトルは、「事務屋の挑戦!20年品質を目指す札幌市の基幹システム再構築」です。

事務屋という言葉は「事務をとることを専門にしている人」を指す言葉ですが、時に「技術屋とは異なり専門的技術を持たず形式にこだわる人」を揶揄する言葉としても使われます。
標題では後者の意味を込めて使用しています。

 官公庁職員をはじめ、大きな企業・組織は、組織の硬直化を避けるという視点やコンプライアンス確保の視点から、定期的な人事異動や細分化された職務分掌が存在するため、「人材確保が難しい」、「部門の縦割り」といった容易には解決できない前提(制約)が存在します。情報システムの開発・運用においては、この問題が与える影響がシステム規模に比例して指数的に発生します。

 私たちは、同様の前提を抱える組織である札幌市において、基幹系システム再構築のプロジェクト推進に企画からリリースまで発注者の立場として携わってきました。

その経験から実感したのは、これらの組織が、情報システムを再構築し、その効果を運用段階においても継続して得るためには、プログラム言語やデータベースに何を採用するかといった技術的な方式だけでなく、この前提を享受したプロジェクト統制の方法(ドキュメント体系や発注者内における役割分担、プロジェクトの進め方など)が必要であるということでした。

今回は、私たちが札幌市の基幹系システム再構築で取り組んだ、
・システム再構築の狙いと、その効果を運用段階においても享受しつづける工夫
・再構築そのものを達成するための工夫
これらの「準備段階における工夫」と、「実際に経験したことで特に重要だと感じた点」についてお話する予定です。

以下のサイトから登録することで、どなたでも無料でご参加いただける講演となります。講演後に、別場所で15分程度の質問コーナーもあるとのことです。

ぜひお誘いあわせの上、ご来場いただけますようお願い申し上げます。

Screenshot

ITモダナイゼーションSummit 2017 ~「レガシー」を次の時代へ~

本イベントでは、今注目されるITモダナイゼーションについて、事例をはじめ、技術・製品・ソリューションをあますことなく紹介します。今回の基調講演では、姫路城の改修プロジェクトのマネジメント手法から、“レガシー”を次の時代に引き継ぐためのヒントをお届けします。また特別講演では、札幌市やユニー、ライトオン、京都機械工業のユーザー事例を紹介します。